先程終了した平昌オリンピック男子ハーフパイプ決勝で、前回ソチオリンピックで4位という屈辱を晴らすべく、4度目のオリンピックに臨んだアメリカ代表のショーン・ホワイトが3本目で平野歩夢を逆転、3個目の金メダルをとりました。
平野歩夢は決勝1本目で着地失敗するも、2本目でバックトゥーバックのダブルコーク1440°、そして後半のフロントサイド1260°→バックサイド1260°が見事成功し95.25ポイントをマークして2本目終了時点でトップに。
動画
https://www.youtube.com/watch?v=73IMl6rY2fk
しかしここで終わらないのがショーン・ホワイト。平野歩夢と同じフロントサイドダブルコーク1440°→キャブダブルコーク1440°の連続ダブルコークをいれたルーティンを3本目で完璧に成功させ97.75ポイントをマークし平野を逆転、金メダルとなりました。
オーストラリア代表のスコッティ・ジェームズは予想通り最後にスイッチバックサイド1260°を入れたルーティンで勝負するも、2名のポイントには届かず銅メダル。
決勝に出場した片山來夢は3本目で完成度の高い滑りをみせて87ポイントをマークし6位に入賞、戸塚優斗は2回目の転倒で負傷してしまい3本目は棄権となりました。(担架で搬送されていたので怪我の具合が気になる所です)
惜しくも今大会初の金メダルを日本にもたらすことはできなかった平野歩夢ですが、オリンピック2大会連続で銀メダルという結果は素晴らしいですし、19歳という年齢を考えるとまだまだこれからの成長が楽しみなライダーです。
そして、まだまだトップに立ち続けるショーン・ホワイトを見て少し安心したり…。