本日午前に行われた平昌オリンピック・スノーボード男子スロープスタイル決勝の結果は、アメリカ代表のレッド・ジェラードが金メダル、カナダのマックス・パロットが銀メダル、同じくカナダのマーク・マクモリスが前回ソチオリンピックと同じ銅メダルとなりました。
予選2組を3位で通過したレッド・ジェラードは、決勝2本共に40ポイント台と振るわず、勝負をかけた3本目でラストBSトリプルコーク1440°をメイクするなどで87.16ポイントをマークし金メダル。
カナダのマックス・パロットも3本目で86ポイントの高得点をマークしますがレッド・ジェラードには一歩届かず銀メダル、2本目85.2ポイントでトップだったマーク・マクモリスはそのまま両者に抜かれる形で銅メダルに。
前回ソチオリンピックで銀メダルだったステール・サンドベック、先月のXGamesスロープスタイルでゴールドだったマーカス・クリーブランド、13年に世界で始めてバックサイドトリプルコーク1620°をメイクしたことで有名となったトルゲイル・バーグレムなどのノルウェー勢は、それぞれ4位・6位・8位と残念ながらメダルに届かず。
ソチオリンピックでのスロープスタイル金メダリスト、セージ・コッツェンバーグが今回平昌オリンピックでは不参加ということで、アメリカ人の表彰台は難しいとの下馬評でしたが、17歳の若きライダーが見事プレッシャーに打ち勝ちアメリカに今オリンピック初となる金メダルをもたらす結果となりました。