大豆油・カシューナッツの殻・リサイクルPETボトルがスノーボードの材料に?目指すは脱石油ボード

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bananamagicスノーボードの素材と言えば、ウッドやカーボンなど芯材ばかり注目されますが、芯材と同じくらい重要な素材にプラスチック樹脂があると思います。

ソールやトップシートとして…芯材の接着剤として…、現在のスノーボードには多くのプラスチック樹脂が使われています。

このプラスチックは主に化石燃料である石油から生成されますが、CO2が環境に与える影響や石油枯渇が懸念される昨今、一部メーカーでは石油を必要としない素材を使って、スノーボードを製造する試みが行われています。

例えば、リブテックのBANANA MAGICでは大豆油を素材にしたバイオプラスチックのトップシートが使用されています。この大豆油を素材にしたバイオプラスチックの歴史は意外と古く、フォード・モーター創業者のヘンリー・フォードが1930年代の自社製造車のパネルに採用しています。

またイギリス・シェフィールド大学先進製造研究センター(AMRC)では、回収したPETボトルとグラスファイバーやカーボン繊維の代わりに亜麻繊維を使ったコアと、カシューナッツの殻からオイルを取り出しエポキシ樹脂化したものでスノーボードを作る試みが行われています。

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亜麻繊維は非常に丈夫で、プラスチックに混ぜることでグラスファイバーやカーボン繊維のように強度を上げることができるそうです。亜麻繊維の強度は、ガラス繊維やカーボンと比較して同等かそれ以上の強度があり、さらに密度が低く軽量化も期待できるそうです。

車産業でも天然素材への代替が進んでいて、BMWの内装材には亜麻繊維と同様に強度のある麻(ヘンプ)を使ったヘンププラスチックが使われています。

こうしたバイオベース素材や、リサイクル素材を使う試みはサーフィン業界も熱心で、トウモロコシや大豆などを原料にした植物油樹脂と、麻を使用した完全脱石油のヘンププラスチック・サーフボードも出ています。

スノーボードの場合、ボードの他にもビンディング、ブーツ、ウェア…などなど石油由来製品を使用したアクセサリーが多く、脱石油化はなかなか難しいかもしれませんが、少しずつ取り組むメーカーも増えており、今後確実に脱石油化は進んでいくのではないでしょうか。

もしかしたらエッジ・ビス以外は完全植物由来…なんて板も登場するかもしれませんね。


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